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昨年もちょうどこれくらいの時期にハンザキストメンバーと来た豊川稲荷。
今日は朝から東京の景色が数時間で一変。
お昼過ぎからは、交通にもかなり乱れが出ていましたね。
新成人の皆さんの無限の未来を、輝かしい門出を、
祝福する今日、こういった天候になってしまいましたが、
晴れやかな日よりもきっと思い出深く残る事と思います。
私も雪を踏みしめて歩いていると毎日雪の中、
通学していた学生時代を思い出しました。
北海道では雪が降っても傘をさすことがないので、
10分歩いただけで傘がこんなに重くなる事を知りました。
雪は滞空時間が雨より長いから、思いを馳せる事ができますね。
舞い落ちる花びらみたいに。
種類も色々ですが、今日の雪は、
べた雪のような水分を多く含んでいる雪でしたね。
粉雪やわた雪のように空気を多く含んでいる雪は、
手のひらに乗せてもしばらく溶けなかったりしてふわふわです。
雪は吸音素材だから、もっともっと積もったら、
街がシーンと静まりかえるのになぁ。
それがなおさら神秘的なんですよね。
実際は、神秘性のかけらもないほど、道路にべたべたの雪が積もっていて、
ブーツの中に浸水してくる水に浸かりながら、吹雪の中をひた歩くという状態でした。
手足の感覚がなくなり、ほどなくしてやっと到着。
芸能の神様とも言われるここ豊川稲荷は、この天候だけあって、
閑散としていましたが、その分願いが叶うような気がしました。
昨年のお礼と感謝、そして今年の事、
しっかり祈ってきました。
年々手を合わせる時間が多くなっているのは、
大事なものが増えたからでしょうか。
こんな日に無理矢理付き合わされた清水さん。
今年のスタートから早速、どうもありがとうございました。
ちなみに絵馬に書いた願い事の字が汚いのは、
手がかじかんでいたからです。。。